くせ毛の方は特に雨の日って憂鬱ですよね?
だって髪が…
- うねる
- 広がる
- まとまらない
気が付いたらボサボサの状態です。
「ヘアスプレーを使って固めているのに全然おさまらない」
という方に一言!
「それって、根本的な解決になっていませんよ!」
この記事では、雨の日でも広がらず、うねらない、まとまる髪への根本的な改善方法を紹介します。
先に結論を言ってしまいます。
- 縮毛矯正
- ホームケアの徹底
この2択です。
どちらを選ぶかはあなた次第です。
しかし、美容室がおすすめする最も効果的な方法は、両方です!
まずは、雨の日に髪が広がったり、うねったりする原因を知っておきましょう。
目次
雨の日に髪がボサボサになる原因は?
みなさんもご存知だと思いますが、髪の表面はうろこ状のキューティクルといわれるものでおおわれています。
そのキューティクルが何らかの原因で開いてしまう事で、髪の毛が水分を吸収しやすい状態になります。
髪は水分を吸収した分だけ広がってしまいますので、まとまりが悪い髪になってしまうのです。
水分を吸収しやすい髪になる原因は2つあります。
- 生まれ持った髪質
- ダメージによるもの
生まれ持った髪質
ひとつには、生まれ持った髪質に原因があるといわれます。
- 吸水性の髪質
- 撥水性の髪質
この2つに分けられます。
吸水性の髪質の方は、生まれ持っての広がりやすさがあります。
しかし、日本人の多くはもともと撥水性の髪質です。
では、なぜ悩んでいる人が多いのか?
ダメージによる吸水性への変化
近年では、おしゃれの為にカラーやパーマなどを繰り返す人が増えて、薬剤によるダメージで吸水性の髪質の人が多くなってきています。
髪がダメージを受ける原因は、カラーやパーマだけではありません。
- 食生活
- 紫外線
- 老化
などが考えられます。
様々な原因によってダメージを受けた髪は、中身がスカスカになり、キューティクルが開いてしまいます。
スポンジの様な状態です。
その結果、吸水性の髪質になり、湿気の多い雨の日に髪が広がってしまうのです。
雨の日に髪がボサボサにならない対策方法は?
確実に早い結果が欲しい方には『縮毛矯正』です。
美容室で縮毛矯正を頼むと高額だし、なんだか失敗しないか不安ですね。
そんな方には『ホームケアの徹底』をおすすめします。
しかし、美容室からおすすめする最も効果的な方法は…
美容室で『縮毛矯正』をした後に『ホームケアの徹底』です!
美容室での縮毛矯正
特に、くせ毛の方にはおすすめの施術です。
縮毛矯正について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。(ウィキペディア)
施術する美容師によって、上手い下手が分かれるくらい高度な技術です。
普段はあまり縮毛矯正をやらない美容師に担当されると、失敗するリスクもあります。
最終的に、見た目はサラサラな艶髪になります。
しかし、どうしてもお伝えしなければならない重要なことがあります。
見た目は良くても、髪の内部にはダメージが残ります。
これは、薬剤を使用して施術する以上は避けて通れない事実です。
カラーやパーマなどにも同様の事が言えます。
このことを把握したうえで『ホームケアの徹底』をお願いします。
ホームケアの徹底
実は、ここが一番重要です。
縮毛矯正をした方も、そうでない方も、この『ホームケアの徹底』を手抜きしている方が多くみられます。
いつもの作業をちょっと変えるだけで簡単に改善されますので、ぜひ参考にしてみてください。
- やさしく
- 補修
- コーティング
以上の事を踏まえつつ以下の順番で説明します。
- シャンプー
- トリートメント
- タオルドライ
- アウトバストリートメント
- ドライヤー
シャンプー
※やさしく・補修
シャンプーは溜まった汚れを落とす作業です。
なので、ここでゴシゴシ洗ってしまう人が多いです。
その方が汚れが落ちると思っているからだと思いますが…
そのゴシゴシがNGです。
濡れた髪は、キューティクルが開き、傷つきやすい状態になります。
髪はもちろんですが、頭皮にもゴシゴシはダメですよ。
また、洗いすぎにも注意してください。
頭皮環境を整えてくれる常在菌まで落としてしまうと、逆に悪化する場合がありますので。
汚れを落としながら髪の補修をしてくれる商品もあります。
例えば、アミノ酸系シャンプーですね。
くせ毛やダメージヘアーの方にベストなシャンプーです。
インバストリートメント
※補修
トリートメントはスカスカになった毛髪内部に栄養分を補給したり開いてしまったキューティクルを整える作業です。
ここで大事な成分がCMCです。
CMCは髪にとって、なくてはならない存在です。
いろんな役割がありますが主な2つを紹介します。
- キューティクルを整える
- 適度な水分を維持
- せっかく補給した栄養分が流失しないようにキューティクルを整えてくれます。
- また、適度な水分を維持することによって、潤いのある髪になります。
タオルドライ
※やさしく
先ほども説明しましたが、濡れた髪は傷みやすい状態になっています。
タオルで水分を拭き取るためにゴシゴシするのは絶対ダメです!
せっかく補修したキューティクルが開いてしまったり、最悪の場合は剥がれてしまいます。
アウトバストリートメント
※コーティング
アウトバストリートメントの役割は主に『コーティング』です。
インバストリートメントで補修した状態を維持するための補強作業です。
ここで大事なことは、ドライヤーで乾かす前につける事です。
ドライヤー
※やさしく
最後の仕上げにドライヤーです。
先ほどつけたアウトバストリートメントは熱に反応して定着する性質のものがほとんどです。
かと言って、ドライヤーをあてすぎると乾燥の原因になってしまいますので注意です。
髪の毛が一番密集している襟足から乾かし始めると他の部分が適度に乾いていきます。
なので、全体的な乾かし過ぎを防ぐことが出来ます。
また、ドライヤーをあてる方向も大事です。
キューティクルの流れは上から下です。
その流れにそって上から下に向かってドライヤーをあてると良いです。
- 乾かし過ぎを防ぐために襟足から始める
- キューティクルの流れにそってドライヤーの風をあてる
【まとめ】雨の日は髪のケアの重要性を再確認
雨の日に髪が広がったり、うねったり、まとまりが悪くて悩んでいる方は、実は自分では出来ていると思っていたヘアケアが間違っている場合があります。
美容室の『縮毛矯正』で確実に改善出来ても、『ホームケアの徹底』を出来ていない方がほとんどです。
美容室の施術全般に言える事ですが、その効果を維持するためには自宅でのケアが必須です。
- 縮毛矯正
- ホームケアの徹底
どちらを選んだとしても『ホームケアの徹底』は重要です。
この記事によって、雨の日でもまとまる髪に改善できた人が一人でも増える事を願います。