「今日はシャンプーは控えてくださいね」
美容室などで髪染めた日にこんなことを言われます。
でも、どうしても髪を洗いたい時ってありませんか?
例えば
- スタイリング剤を使った
- 焼き肉を食べに行った
- タバコの臭いがついた
- 汗をかいてしまった
- カラー剤が合わずにかゆくなった
こんな場合はシャンプーしたいと思いますよね!
髪染めた日のシャンプーは基本的にはNGです。
でも、なぜ髪が染まるのかを知る事で、考え方を変える事も出来ます。
「それなら、シャンプーしてもいいかな」
となる場合もありますので説明します。
髪染めた日はシャンプーで色が抜けやすい
なぜ髪が染まるのか、そのプロセスをご存知ですか?
簡単に順番で説明します
- キューティクルを開く
- 髪の中に色素を入れ込む
- キューティクルが閉じる
ものすごく簡単に説明しましたが、これが基本的な流れです。
キューティクルとは、髪の表面にあるうろこ状の鎧のようなものです。
髪を染めるためには、まずこのキューティクルを水分や熱または薬剤などを使って強制的に開く必要があります。
その開かれたキューティクルが自然に閉じるのには約24時間かかるといわれています。
このキューティクルが閉じる前にシャンプーしてしまうとどうなるか?
そうです!せっかく入れ込んだ色が抜けてしまいます。
なので、髪染めた日はシャンプーがNGということです。
ダメージヘアーの人は特に要注意です
髪が傷んでいるダメージヘアーの人は、このキューティクルが常に開いている状態なので注意が必要です。
つまり、せっかく染めたのに色が抜けやすいという事です。
このように、ダメージヘアーが気になる人には特におすすめする事があります。
「美容室でカラーをするときには、必ずトリートメントもセットにしてください」
なぜなら、キューティクルを整えて色が抜けにくくなるからです。
ダメージヘアーの原因はいくつかあります。
- 血流が悪くなるタバコ
- 年齢を重ねることによる老化
- 美容室での施術では必ず使われる薬剤
他にもいろいろありますが、髪のパサパサで悩んでいる方は下の記事を参考にしてください。
シャンプーするのが逆にアリな場合があります
「色が入りすぎたな」
美容室で染めてもらった時に、こう思ったことはありませんか?
でも、せっかく染めてもらったので美容師になかなか言い出せない事ってありますよね。
そんな時は、色が抜けてしまう事を逆に利用しましょう。
すぐにシャンプーをすれば多少の調整はできます。
しかし、色と一緒に栄養分も抜けてしまう可能性があるので、やり過ぎ注意です。
その場合は、しっかりヘアケアをしましょう!
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ただ、日々のシャンプーでも色は少しずつ抜けていきますので、自分が気に入る色味になるまで待つのもアリですよ。
【まとめ】髪染めた日はシャンプーを控えましょう
髪染めた日はダメージヘアーと同じ状態になります。
その状態で、シャンプーをするとせっかく染めた色が抜けてしまいます。
それだけではなく、髪に必要な栄養分まで抜けてしまう恐れがあります。
なので、髪染めた日のシャンプーはしない方がいいです。
しかし、色がしっかり定着していたり、髪の状態によっては「シャンプーをしてもいいですよ」と言われる場合もあります。
結論としては、「美容師の言う事を聞きましょう!」
髪のプロがあなたの髪の状態を考えて判断してくれます。
だから、それに従った方が髪のトラブルを回避できますよ。