多くの人に経験があるニキビには進行状態による段階がある事をご存知ですか?
その中でも症状が重く一番厄介な状態が
芯が埋まってるニキビです。
どの状態でも共通した対処方法はあります。
- こまめな洗顔
- 食生活の改善
- 適度な保湿
- ある程度の除菌
しかし、この最終段階のニキビで悩んでいる人には特に実行してもらいたい方法とは?
専門の皮膚科を受診する事です。
「普通じゃん!」と思ったそこのあなた!
普通の事ができていますか?
できているなら大丈夫ですが...
軽い症状のニキビを潰すなどの簡単な対処法を使って自分で治してしまった経験がある人は多いです。
この状態も自分で処置しようとしていませんか?
それは止めてください!
ニキビの芯が埋まっていることがどんな状態なのかを知れば、すぐに皮膚科に行くことを決断するでしょう。
目次
ニキビの芯が埋まってる状態とは?
そもそもニキビとは?
簡単に説明すると、毛穴の内側に皮脂などがたまった状態を言います。
この軽い症状から、最終段階までは
- 毛穴の内側に皮脂などが溜まる
- 皮膚表面が突起する
- アクネ菌が増殖し炎症が起こる
- さらに炎症が進み腫れ上がる
- 芯が埋まってるニキビになる

このようなプロセスで進行していきます。
①毛穴の内側に皮脂などが溜まる
皮膚の表面にある角質が固くなり、皮脂などが毛穴の内側に溜まる事でニキビの進行は始まります。
この段階では、自分の目で確認することはできません。
②皮膚表面が突起する
皮膚の表面が突起するほど皮脂などが溜まる。
ここでやっとニキビとして認識できる状態になります。
白ニキビや黒ニキビがここに該当します。
この2つの違いは、毛穴が閉じているか開いているかです。
この段階までならニキビを潰して自分で処置しても大丈夫だと言われています。
③アクネ菌が増殖し炎症が起こる
人間の体には必要な菌が常に存在します。
この常在菌のひとつであるアクネ菌が、好物である皮脂などを使って増殖して炎症が起こります。
赤ニキビがここに該当します。
炎症が起こって赤くなっているので痛みを感じる状態です。
この段階まで症状が進んでしまうと、皮膚科を受診することを考えてください。
自分で処置してしまうと、クレーター状の痕が残ってしまう事があります。
④さらに炎症が進み腫れ上がる
炎症したニキビがさらに悪化することで膿が溜まってしまいます。
黄ニキビがここに該当します。
この段階では赤ニキビと同様に、自分で処置することは止めてください。
⑤ニキビの芯が埋まるくらい腫れ上がる
この段階では、ニキビを触ると中に固い芯があるような状態になり、腫れも大きくなります。
ここで一番注意してもらいたい事があります。
それは、「ニキビじゃない可能性がある」という事です。
それ、粉瘤かもしれませんよ
粉瘤(ふんりゅう・ アテローマ )とは、形状がニキビに似ていますがまったく違うものです。
普通は角質や皮脂などが皮膚の外に排出されます。
ですが、皮膚の中に袋状のものができる事があります。
その袋の中に角質や皮脂などの老廃物が溜まってしまい、瘤(こぶ)状の腫瘍のようなものができてしまいます。
【まとめ】芯が埋まってるニキビと粉瘤は皮膚科を受診です!

ニキビは、こまめな洗顔や食生活の改善などの日々の生活で予防することが出来ます。
洗顔のときに使う石鹸にも気を使ってください。
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しかし、気を付けていてもできてしまう事もあります。
初期段階では自分で処置してもいいですが、状態の悪化したニキビに対しては皮膚科に相談することを強くおすすめします。
なぜなら、粉瘤の可能性があるからです。
ニキビと粉瘤を見分けるのは難しいですから、専門の皮膚科を受診しましょう!